2020年4月20日月曜日
自転車「空気入れ」を修理する(DIY)
自転車の「空気入れ」がまた壊れました。数年に一度空気入れを買い換えているように思います。中国製の安物だからでしょうか。
今まであまりに壊れやすいので,スタンドタイプから前回はメーター付きのフットポンプにしたのですが,やはり2年で寿命。
壊れるのはいつも本体の根元のチューブを接続している部分。空気を入れようとすると,スーと空気の漏れる音がします。
構造を見る限り簡単には直せないと思って,今までは新しいものに買い換えてきたのですが,今回は修理に挑戦してみました。
チューブと本体の接続部分は金属板のチューブでかしめられているのですが,ドライバーで案外簡単に破れます。そうすると引っ張るだけで簡単にチューブを本体の突起状のチューブコネクターから外すことができます。
チューブは内部がゴム製チューブで外側は線維性の被覆でできています。先端の被覆を剥がしてみると,ゴムチューブにいくつもの亀裂が見えましたが,それは先端部分だけなので,多分何度も曲げているうちに劣化したものでしょう。
そこで,この部分をカッターで切って,残りの劣化していないチューブをチューブコネクターにはめて元に戻します。
破った金属板は元に戻らないですが,これだけでもある程度の圧力に耐えました,しかし,簡単に抜けないようにするため,ガス管などに使うホースのストッパーで固定しました。
これでまた,チューブが劣化したら,先端だけ切るいうことを繰り返せば,長く使えそうです。
さらにチューブ全体が劣化したら,チューブだけ交換も簡単でしょう。今まで壊れた空気入れをいくつも捨てたのには,後悔します。
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空気入れ本体部です。
チューブと本体を固定する金属板のチューブ
チューブとコネクターが見えます。
チューブには亀裂が見えます。
亀裂のある部分を切り除いて,コネクターに繋げます。さらにストッパーで固定。