2020年4月22日水曜日
消毒アルコールをお安く簡単自作!
新型コロナ禍で,ドラッグストアや薬局に行っても,いまだにマスクが購入できない状態が続いていますが,同じように消毒用アルコールも無くなっています。
新型コロナウイルスはアルコール消毒には弱いことが知られています。
消毒用アルコールとして売っている分は品不足ですが,自分で簡単に作ることができます。
まず,ドラッグストアや薬局で「無水エタノール」を購入して,自作します。エタノールはお酒に含まれるアルコールのことです。
500ccで1,500円以下で購入できます。(コロナ便乗で,ネットでは1万円もするものもあるので,注意が必要です)
方法は,いたって簡単で,水で70%に薄めるだけです。「無水エタノール」というのは,99.5%の高濃度のエタノールのことですが,殺菌や抗ウイルス効果は70%で最大になります。この比率でできる水とアルコールが作る立体構造が効果があります。
薄めるための水ですが,消毒に使うだけなら,水道水で大丈夫です。気になるなら,飲料用の水でも構いません。
70%というのは,重さで計算するので,例えば,エタノール70gに対して水は30g。エタノールの比重は0.793なので,体積だと,エタノール70ccに対して水は37.8cc。実際には,だいたいで大丈夫。
薄めたアルコールは密閉した容器に入れないと,アルコールだけ揮発してしまいます。100均のお店にあるスプレーか,シャンプーのでスペンサーでも大丈夫です。
アルコールは脱脂作用があるので,あまり頻繁に手消毒に使うと,皮脂がなくなってかさかさになってしまします。ハンドクリームなどで保護しましょう。
ドアのノブやトイレなどを消毒する場合には,アルコール消毒液でも良いですが,次亜塩素酸の入った「キッチンハイター」などを0.02%~0.05%に薄めたものでも消毒できます。
他の方法としては,アルコール濃度の高いお酒。下にアマゾンで安くてアルコール度数66%のお酒を探してみました。これぐらいなら消毒にも使えます。もちろん,飲めます。