日本サッカー協会は3日、都内の同協会で会見を開き、ハビエル・アギーレ日本代表監督の解任を発表した。
アギーレ監督はスペイン1部リーグ・サラゴサ監督時代の2011年5月に、1部残留をかけたレバンテ戦で八百長に関わった疑惑が持たれていた。
スペインの検察局が提出した告訴状をバレンシア地方の裁判所が受理したと報道。アギーレ監督を含めて当時の選手、スタッフら40人超が告訴されているという。
解任を発表した、大仁会長によれば、八百長についての告発が受理された事実が確認されたことが解任の理由。捜査が始まり、裁判が始まる可能性があり、日本代表チームへの影響が考えられるからだという。
アギーレ監督は書面で「日本で仕事ができたことはとても幸せでした。日本のサポーターの皆様の応援に感謝しています。日本代表チームの将来に幸運を祈っています」と、コメントした。
ハビエル・アギーレ・オナインディア(1958年12月1日生 )は、メキシコ出身の元プロサッカー選手。メキシコ代表選手として1986年ワールドカップ・メキシコ大会に出場した。現役引退後、代表監督として2002年ワールドカップ・日韓大会、2010年ワールドカップ・南アフリカ大会の2大会で指揮をとった。
2014年7月に、日本代表監督に就任。年末には、八百長に関わった疑惑が報道された。この時点で速やかに解任すべきだったと思う。アギーレを選出したサッカー協会のメンツがあったのかもしれないが、確からしいうわさが出た時点で、「不徳の致すところ」なのだから。
やっとまとまりつつあった日本代表だが、これでまたどうなるか分からなくなった。サッカーの場合、監督の力は絶大だからだ。
解任会見で、大仁会長は日本代表監督に日本人監督を選ぶことはないと断言していたが、なぜなのだろうか?日本人の心が分かり、日本人に最もあったサッカーができるのは、日本人監督と思うのだが。。