2015年2月13日金曜日

ヒミツの持世寺温泉「杉之湯」に行ってきた

以前、山口県宇部市の持世寺温泉「上の湯(かみのゆ)」に行って、Blogを書いたが(ココ)、持世寺温泉にはもう1つ温泉施設がある。「上の湯」のほんの側だが、以前は看板もなく、どこにあるか知る人ぞ知る温泉だった。

ところが、最近「杉之湯」という看板(↓)が道沿いにできた。前々から気になっていたので、行ってみた。駐車場は狭く、10台も入らない。

普通の古い民家に見え、建物の入り口にも温泉というような看板もなにもない。横の建物のガラス窓越しに料金を払う。

温泉の建物に入ると、靴箱があって、正面はすぐ廊下になっていて、男風呂と女風呂に分かれる。入ると脱衣室があって、奥が浴室。浴室には温かい湯船と冷たい湯船があるだけ。カランは2基ほどあるが、面倒なので、湯船の湯で体を洗う。

温かい湯船の温度はかなり熱い。長くは入れないなと思いながらよく見ると、いっしょに入っていた他の3人は、この熱い風呂と冷たい風呂を行き来している。実は、今までサウナに入っても水風呂は入ったことがなかった。ここにきて、勇気を出して試してみることにした。

最初は水風呂に入るのは、だいぶ抵抗があったがなんとか入る。その後、冷-温-冷と何回か繰り返すと、水風呂に入るのが苦にならなくなるどころか、気持ちよくなってきた。

源泉の温度は、26℃ということなので、水風呂と思っていた方が源泉そのままらしい。これが掛け流しになっている。口の中に含むと、口中がかなりイオウ臭くなる。

気持ちよくなって、冷-温を全部で10回くらいは繰り返したと思う。脱衣場に戻ると、体の表面は火照って真っ赤になっていて、自宅に帰って何時間もずっと体が暖かく感じた。

靴箱、脱衣室、浴室、どこもボロイ(失礼)のだが、温泉は堪能できたので、満足満足。通好みの温泉といえるだろう。

ところで、ネットで調べたら、HPはないが「杉野湯」と出てくる。看板は「杉之湯」で、文字が違っている。脱衣所に貼ってある温泉分析表に、申請者の名前があり、「杉野」とあったので、元々は「杉野湯」だったのだろう。


【データ】

持世寺温泉 杉之湯
住所
 山口県宇部市大字吉見持世寺2910
電話 0836-62-0020

営業時間
平日7:30~19:30(18:30受付終)
土日祝7:30~18:30(17:30受付終)

料金
1回入/1時間
大人 495円 小人 300円
半日入/AM・PM
大人 915円 小人 550円
1日入
大人 1198円 小人 700円

休日
不定休

泉質
単純弱放射能温泉
26.4度、無色透明・無味無臭(成分表には無臭とあるが、イオウ臭あり)、PH 8.09

休憩室(無料) 利用時間 8:00~18:00

シャンプー、石けんなどなし。
ドライヤーなし、鍵つきロッカーなし

勝手な評価:★★★☆☆


杉の湯1

杉の湯2







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