名前は「キリンラーメン」。製造元は小笠原製粉で、愛知県西碧南市にある。この地方だけのご当地即席ラーメンだったが、平成7年に販売量の減少を理由に生産を休止した。
すると、復活をのぞむ声が殺到し、平成14年に1回限定で復活させたところ、予約のみで完売。それで「幻のラーメン」と呼ばれるようになった。復活希望が相次ぎ、再度生産。「あと1回だけ」を何度も繰り返し、ついに平成22年からは全国販売も解禁になった。
麺は、水のかわりに豆乳で小麦粉を練り込み、米粉も入れている。麺をゆでたときに豆乳が溶け出しまろやかになり、米粉をいれることで生地がもっちりしている。スープはしょう油味で、あっさりめでなかなかいける。今どきはやりの濃い味でなく、麺を味わう美味しいラーメンにできている。
現在、キリンラーメンにはミソ味、塩味もバージョンもある。
実は、大人気で、キリンだけでなくなった。
「ペンギンラーメン」 シーフード味
「カピバララーメン」 ゆず風味しょうゆ味
「ペンギンラーメン」 シーフード味
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