2015年4月15日水曜日

速報:広島空港で航空機事故

広島県三原市の広島空港で、14日午後8時すぎ、ソウル発のアシアナ航空162便エアバスA320が、着陸直後に滑走路から外れて停止した。

乗客は幼児1人を含む74人で乗員は8人。大半が日本人という。乗客乗員は全員、脱出シューターを使って機外に出た。

三原市消防本部によると乗客22人が負傷したが、いずれも軽傷とみられる。

同機は滑走路東側から西向きに進入し、滑走路中央付近で南側に外れ、草地で止まった。左側の主翼が後ろに曲がってエンジンカバーが外れ、機体後部の垂直尾翼の下には穴が開いていたという。

滑走路の東端から約325メートルにある着陸誘導用の無線設備に損傷があったので、着陸時に通常より高度を下げて接触した可能性がある。

アシアナ航空は、大韓航空に次ぐ韓国2位の航空会社。93年に韓国南西部で墜落事故を起こし、日本人2人を含む66人が死亡。2013年には米サンフランシスコ空港で着陸に失敗して機体が炎上、3人が死亡し約180人が負傷した。国内では09年に関西空港で着陸機の尾部が滑走路に接触する事故があった。


広島空港事故


広島ブログ