2019年11月29日金曜日

最近の国会「桜を見る会」問題に思う



国会で,安倍首相「桜を見る会」の件でいまだにやっていますね。

「桜を見る会」は、1952年から毎年4月に新宿御苑で行われる内閣総理大臣主催の公的行事。

目的は,各界において功績、功労のあった方々を招き日頃の労苦を慰労するため。年々招待客が増えてきて,今年は1万5千人。安倍首相の推薦枠が1,000人いる。

その中に首相が私的に呼んだ人がいるというのが最初の問題だった。公的資金5千万円以上を使うのですから問題です。ただ,来年は中止して,招待のルールを考えるということなので,まあ問題なし。

次に国会では,「桜を見る会」前日のホテルニューオータニでの「前夜祭」で、集まった800人の「会費5000円は安すぎる」と野党から問題視されました。首相が料金の残りを補填していたら,選挙法違反になるからです。

しかし,首相の方は領収書をもらっていないし,ホテルは顧客の情報を漏らすことはないので証拠もなし。優良顧客だし閑散期でもあるので,ありえない値段ではないということになってきて,野党はトーンダウン。

次には,「桜を見る会」にマルチ商法会長を招待したということで,今日野党が追求しています。

国会議員に支払われる税金は,一人当たり年間1億1,625万円です。一方「桜を見る会」に使われた税金5千万円。この時期国会で予算,外交など喫緊で重要な案件を議論することがあるのではないでしょうか。

「桜を見る会」問題は専門委員会を立ち上げ,別に議論すればどうでしょうか。

税金は血税なのですから。



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