2013年9月30日月曜日

山口の外郎(ういろう)

山口の外郎(ういろう)は、ワラビの粉に砂糖を加え小豆などを加えて蒸して作られる。名古屋のういろうは、米粉を主に使っており、食感がもちもちしているが、山口外郎はわらびもちを少し固めにしたようなとろりとした食感で上品な茶菓子。お土産用の真空パックも売られているが、羊羹(ようかん)に近いので、生(なま)外郎がおすすめ。おいしさが数倍違う。ただし、賞味期限が翌日までなので、山口に来ないと食せない。

山口外郎は、大内氏の時代、小京都だったこの地で生まれたが、その歴史はよく分かっていない。史実としては、福田屋が現在の山口市大内御堀の萩往還沿いで戦前からういろうの販売を行っていた。その後、その福田屋の職人だった人物が御堀堂を、福田屋のういろうをよく食べていた人物が豆子郎を創業し、山口ういろうの味が現在まで受け継がれたという。

山口外郎を生産販売しているのは、豆子郎(山口市)、御堀堂(山口市)、本多屋(山口市)、田原屋(山口市)、松田松栄堂(山口市)、きれん製菓(山口市)、長州苑(山口市)、たまや(山口市阿東地福)、古田秋栄堂(岩国)、ほうえい堂(下松市)など。山口市or県民は、それぞれ自分の好みのういろう店がある。個人的には、田原屋の生外郎がおすすめ。


2013年9月29日日曜日

巨大ウイルス パンドラ

仏エクス・マルセイユ大学ジャンミシェル・クラブリ教授らは、巨大ウイルス「パンドラ」を発見し、2013年米科学誌サイエンスの表紙にウイルスの写真が載った。。ウイルスとしてはけた外れの大きさで、生物の常識を揺るがす発見という。このウイルスはいったい、どんなパンドラの箱を開けようとしているのか。

パンドラウイルスは、チリ中部の河口と、豪メルボルン近郊の浅い池の底で1種類ずつ見つかった。どちらも単細胞生物のアメーバに寄生し、人間に害はないらしい。楕円(だえん)形で、長径が1マイクロメートル(マイクロは千分の1ミリ)、遺伝子の数は2500以上。最も小さい細菌「マイコプラズマ」より10倍も大きく、遺伝子数は5倍になる。

巨大ウイルスの発見はこれが初めてではない。元祖は2003年、同じサイエンス誌で紹介されたミミウイルスだ。1993年に見つかった当初は、その大きさ(0・7マイクロメートル)から細菌と考えられた。ウイルスは自己増殖できないので、生物と考えられていないが、自己増殖できる細菌より大きなウイルスの発見は今までの生物学の生命議論を変えるかもしれない。



2013年9月28日土曜日

トンボ、蝶の羽から学ぶ

バイオミメティクスとは、生物の構造やその機能から着想を得て、それらを人工的に再現することによって、工学や材料科学、 医学などの様々な分野で利用する研究のこと。生きものから学んで、応用することだ。34億年の生物の進化の中で練られてきたものを利用しない手はない。

空中を早く飛ぶには、空気抵抗を小さくするため、ジェット機や鳥の翼のように流線型をしているのがよい。ところが、トンボの羽は流線型ではなく、凹凸がある。空気にも粘性力があるため、一般的な流線型の翼では空気がまとわりつき、流れを流線型に整えることができない。そこで、トンボは凸凹の羽は渦をキャタピラーの駆動輪のように用いて揚力を生み出している。これにより、「急旋回」「ホバリング」、風のないところでも「滑空」などもできる。

500年以上も前に、レオナルド・ダ・ヴィンチが描いたヘリコプターも、トンボが空中に停止する様子をヒントにしたものだといわれている。

どんな微風でも宙を舞い、風の力を上手く捕まえるトンボや蝶の羽をヒントにした風力発電のプロペラや、風がスムーズに流れる静かな扇風機が考案されてきている。


2013年9月25日水曜日

パソコンが「さくさく」動く、この表現正しい? 国語世論調査

文化庁が9月24日に発表した2012年度の国語世論調査(全文はココ)では、例年同様、言葉や慣用句が本来の意味や言い方で使われているかどうかも調べた。「噴飯もの」など、本来の使い方をする人が2割前後にとどまった。

 「噴飯もの」は、「おかしくてたまらないこと」が正解。調査で、この意味で使っている人は19・7%しかおらず、「腹立たしくて仕方ないこと」と考える人が49・0%と半数近かった。

 また「ものごとの終わり」を指して「そろそろ潮時」と使う人は36・1%(正解)で、「ちょうど良い時期」として使う人が60・0%もいた。

「きんきん」に冷えたビールのような、以前では使わなかった言葉についての調査もあった。どれもじゅうぶん浸透しているように思うのだが、パソコンが「さくさく」動くという表現は38.3%で、案外浸透していないらしい。



   

2013年9月24日火曜日

萩反射炉(世界遺産候補)に行ってきた

9月14日にユネスコの世界文化遺産候補になった山口萩市の萩反射炉を見に行ってきた。これから長い間修理工事が始まるそうだし、世界遺産になってからだと近くで見れなくなるかもしれないので。

場所は、国道9号線の萩しーまーと(道の駅)から、車で2分ほどのところ。セブンイレブンのある駐車場から階段を登る。数は多くはないが、すでに何人も来ていた。

1858年に建設された萩反射炉は、萩藩の金属溶鉱炉。2つの煙突が下で癒合したような塔だけ残っている(以前のblogの写真)。反射炉は、この煙突と炉からなるが、炉の方はなくなっていた。鉄を溶かす炉の内部で熱を反射させて高温に保つように工夫されているので、反射炉と呼ぶそうだ。

帰りに、萩しーまーとでノドグロのなまの開きとサザエを買った。イカも今がシーズンみたいで、イカめし(300円)が格段美味しかったです。イカめしは、北海道の駅弁で有名だが、ここのは一口サイズで柔らかく極上。






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