うちの家の垣根のヒイラギの葉が、いつの間にやら赤茶色になって枯れたような葉になっている。特に木の上の方の葉が枯れている(写真↓)。何かの病気かと思って、調べてみた。
よくみると、今年出た新しい葉だけが、そうなっている。まだ枯れていない葉のうらには、3mmぐらいの溝が連続してみれる。溝の先端に白黄色の幼虫を発見(写真↓)。これが犯人らしい。
他に、背中に赤の大きな点が左右にあるテントウムシを発見(写真↓)。しかし大きさがテントウムシよりずいぶん小さく、2-3mm。テントウムシは、アブラムシがたくさん発生したときなどに現れ、駆除してくれる益虫。
しかし、これは、ヘリグロテントウノミハムシとうことが分かった。手を近づけると、テントウムシであれば、羽を使って飛んで逃げるが、この虫は飛び跳ねるて逃げる。
1ブロックくらい離れた近隣のお家のヒイラギも同じように、赤茶色で同じ症状。この虫がうちのヒイラギだけで多量発生したのでなく、他のところから来たのかもしれない。
ヒイラギのそばにあるキンモクセイの葉も一部同じ症状。ヒイラギもキンモクセイも同じモクセイ科のためか?しかし、この虫は、ヒイラギの方が好きらしい。
この昆虫は、5月ころ葉の裏に産卵。ふ化した幼虫は、葉に潜りながら葉肉を盛んに食べる。食害された葉は、赤茶色になる。幼虫は地中に潜ってさなぎになり、ふ化した成虫は秋までは同じ葉を食べ、冬になると落葉のなかで越冬する。
駆除のためには、幼虫や成虫を見つけたら捕殺すること。薬剤はスミチオン1000倍液を散布する。予防としては、冬場の落葉を除いておくことで、よく清掃しておくことらしい。ともかくもう少し様子をみることにする (2014.5)。
2015.5 追記 今年の状況は(ココ)。
2016.6 追記 ついに発見:退治方法(ココ)