前日、スペインプロサッカーリーグ、バルセロナのダニエウ・アウベスがコーナーキックをしようとした時、敵チームのビジャレアルのファンがアウベスに向けてバナナを投げた。バナナを投げる行為は猿の鳴き声とともに欧州サッカー場でよく見られる有色人種侮蔑行為。
バナナは、猿が食べるものということで、差別によく使われる。
これに対するアウベスのやった行為が賞賛された。アウベスは、怒り出したりすることなく、毅然とバナナを拾い皮をむいて食べた。そして、すぐにコーナーキック。バルセロナは3-2と逆転勝ちし、アウベスは鋭いパスで2つのオウンゴールを誘う活躍を見せた。
この行為を賞賛して、サッカーのスターたちはSNSで、バナナを持って「私たちはみんな猿だ」と訴え始め、どんどんリレーのように広がっていった。
下の写真は、ブラジル代表のFWのネイマールで、自身がバナナ、息子がバナナのぬいぐるみを持って撮った写真で、「私たちはみんな猿」というコメントとともに掲載した。