2014年5月12日月曜日

速報:快挙!錦織、テニス世界ランキングトップ10入り

男子テニスの最新世界ランキングが12日発表され、錦織圭は、3つ上げて9位に浮上した。念願だった世界のトップ10入りを果たした。

テニスのマドリード・オープンは11日、マドリードで男子シングルス決勝が行われ、錦織圭は世界ランキング1位の王者ラファエル・ナダル(スペイン)と対戦し、6―2、4―6からの第3セットを0―3とリードされた時点で、けがのために棄権した。

錦織は、4月のバルセロナ・オープンに続く今季3勝目はならなかったが、ナダル相手に力の差はなかったといっていい。

日本の男子選手が、世界ランキングで10位以内に入るのは初めて。2011年に当時の日本人男子最高順位であった松岡修造氏の46位まで。アジア男子のトップ10は、2004年に10位だったパラドーン・スリチャパン(タイ)以来で10年ぶり。

テニスは、身体能力が必要なスポーツで、アジア人が上位に行くのは難しい。トップ10の選手の平均身長は190.2㎝。それに対して錦織選手は178㎝。

日本人では、男女を含めると、最高4位を記録したクルム伊達公子、8位の杉山愛に次いで3人目。

いよいよ今月25日からは、4大大会である全仏オープンが始まる。まだ24歳という若さ、さらに上を期待したい。

錦織圭


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