文化庁が9月24日に発表した2012年度の国語世論調査(全文はココ)では、例年同様、言葉や慣用句が本来の意味や言い方で使われているかどうかも調べた。「噴飯もの」など、本来の使い方をする人が2割前後にとどまった。
「噴飯もの」は、「おかしくてたまらないこと」が正解。調査で、この意味で使っている人は19・7%しかおらず、「腹立たしくて仕方ないこと」と考える人が49・0%と半数近かった。
また「ものごとの終わり」を指して「そろそろ潮時」と使う人は36・1%(正解)で、「ちょうど良い時期」として使う人が60・0%もいた。