2013年9月10日火曜日

アルミホイルの裏表の違い

アルミホイルをよく見ると、片面が光ってつるっとしているのに対し、反対側はにぶい色をしている。今まで光っている方はなにかコーティングをしていて本来のアルミの色はにぶい方と誰かに教えられてずっと信じてきた。コーティングしてある方で食品などを包むと、暖めたときに溶け出して体によくないと聞いてきた。しかし、

実は、どちらも純粋にアルミ。この業界では、アルミ板とアルミ箔を厚さで区別していて、0.2mm以下だとアルミ箔。ちなみに、家庭用のマイホイルだと厚さは12μmである。アルミ板をみると、両面とも光ってつるっとしている。実は、厚いアルミ板を二枚重ねにしてローラーとローラーで挟んで伸ばし、薄く仕上げる(圧延)ことによって製造される。その工程上でローラーに当たっていた面は摩擦でピカピカ(ブライト面)となり、アルミとアルミが重なっていた面はつやの無い(マット面)状態となる。

  食品を包む時は、どちらを食品に当てても同じが結論。


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