2013年9月16日月曜日

今年も日本人受賞、「イグ・ノーベル賞」 

ノーベル賞のパロディーとしてユニークな研究に贈られる「イグ・ノーベル賞」の授賞式が、9月12日アメリカのハーバード大学で行われ、日本人が7年連続受賞した。今年は、医学賞・化学賞2部門で受賞した。

医学賞を受賞したのは、帝京大学医学部の内山雅照氏や新見正則氏らの研究で、心臓移植をしたマウスにオペラの「椿姫」を聴かせたところ、モーツァルトなどの音楽を聴かせたマウスよりも拒絶反応が抑えられ、生存期間が延びたという研究成果。

化学賞を受賞したのは、ハウス食品の今井真介氏らによる研究で、たまねぎを切る時に涙が出る原因となる酵素を突き止めた。この酵素と、たまねぎに多く含まれているアミノ酸を反応すると、涙を誘う「催涙物質」が作られ涙が出てくるという。

ちなみに、イグ・ノーベル賞は全部で10部門あり、生物学賞および天文学賞の同時賞では、道に迷ったフンコロガシは、天の川を道しるべに帰巣することを発見した、スウェーデン、オーストラリア、ドイツ、イギリスの国際研究チームが受賞した。


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