WHO=世界保健機関が発表した、去年の世界各国の風疹の患者数で、日本は、中国やルーマニア、バングラデシュに次いで世界で4番目に患者が多く、先進国で唯一、上位に入っていることが分かり、専門家は「流行を止めるためにも、国は対策を急ぐべきだ」と指摘しています(NHKニュース)。今年の感染者は昨年の同時期の32倍となって、だいぶ深刻な状況。風疹の予防接種は年代によってしていない。30代の男性がこれに当たるそう。風疹自身は3日はしかと言われたくらいで、致死的な病気ではないが、妊娠中の女性が感染すると、生まれてくる赤ちゃんが高頻度で先天性風疹症候群(心奇形、難聴、白内障、脳性麻痺)になる。その確率は高く、90%。風疹予防接種を受けていないか、風疹にかかったことがない妊娠している女性のお腹の赤ちゃんを守るには、今の流行を下げるために男性の予防接種が大事とのこと。それにしても、世界4位の感染率というのは、無菌大国日本で考えられないような本当の話。