「山口七夕ちょうちん祭り」が、8月6、7日で開催される。毎年、曜日に関係なく日にちが決まっていて、今年は、6日(日)と7日 (月) になっている。
ご存知ない方に、「山口七夕ちょうちん祭り」を説明すると、室町時代の大内氏の時から続くお盆行事。公式HPには「日本三大火祭り」とある。
室町時代、大内盛見がお盆の夜に先祖の冥福を祈るため、笹竹の高灯籠に火を灯したのが始まりと伝えられている。
主に、山口駅そばの道場門前アーケードとパークロードが会場。そのほか町中さまざまな所でたくさんのちょうちんが飾られる。ちょうちんの大きさは30センチくらいで大きくない。
このちょうちん、本物のろうそく火が灯っている。このため、まれに燃えているちょうちんをみかけるコトも。アブないとは思うが、炎の独特なオレンジ色、それに炎の揺らぎもあり独特な雰囲気。
アーケード内でろうそくに火が灯されるのは全国的にも珍しい。他にもちょうちんツリーやすだれちょうちんなどの巨大オブジェもある。
提灯の山車も出て、人だらけになる。ただ、会話ができないほどの大きな音がない静かな祭りで、時間がゆったり流れているようで、そこがよいのです。
泊まるなら、湯田温泉。湯田温泉の旅館からは臨時のちょうちんまつりバスが出る。ライトアップした国宝瑠璃光寺五重塔も見れますので、ぜひ山口おいでませ。交通規制やイベントの詳細はココ。
ところで、台風がちょっと心配です。