ちょうど昨年の夏に公開されたアニメ映画「君の名は。」がネット配信で見ることができるようになったので、遅ればせながらお家で観ました。
映画の興行収入は、宮崎駿の「千と千尋の神隠し」を超えて日本映画で1番になっているとのこと。世界の多くの国でも大人気となっているらしい。
観てない人には、ネタばらしになるので、内容は書かないですが、タイムトラベルと男女の体の入れ替わりが一緒になった、型破りな恋愛映画。
タイムトラベルのSF映画として見ると、矛盾があってムリもあるが、映画の最初から最後まで目の離せないような無駄のない展開になっている。
新海誠監督は、この映画で出てくる災害は東日本大震災を見てからで、このような映画を作ったと述べている。そう思うと、映画に込められた様々な思いが見えてくる。マニアックな発見だが、部室のような部屋に昔のシャープ社のPCの名機X68000が置いてあった。
男女が入れ替わる映画は、昔広島県尾道を舞台にした「転校生」という映画を思い出させる。「転校生」を思い出しながら、映画を見ていると、途中からもっと不思議な現象が他にあることに気づく。
ついでですが、この映画を見ながら思い出した、人が入れ替わるネタの懐かしい映画をいくつか上げてみる。
「ホット・チック」呪われたイヤリングによって中年男と身体が入れ替わってしまった女子高生が巻き起こす騒動を描いたロブ シュナイダー主演のコメディ。
「フォーチュン・クッキー」母と娘が入れ替わって、互いの生活を送るコミカル映画。入れ替わった後、次第に相手の気持ちに気づいていく。
「フェイス/オフ」こちらは、外科手術で顔が入れ替わる。悪役ニコラス・ケイジと刑事ジョン・トラボルタが出ている。