真夏真っ盛り。暑中お見舞い申し上げます。8月7日が立秋で、それ以降は、この挨拶も「残暑お見舞い、、」、ということになるのでしょうね。
今年は、うちの近くではセミの声が毎年よりだいぶ元気に思えます。セミの数も多いような気がします。
米国では、周期ゼミというのがいて、13年周期で大量発生する「13年ゼミ」というのと、17年周期で大量発生する「17年ゼミ」がいる。周期年数が素数であることから素数ゼミともいう。
ところで、13と17は素数であるというのが面白い。この2つの集団が同時に大量発生が起こることがないような生存戦略として、素数を選んだのがすばらしい。221年に1度しか同時発生がないからだ。もし12と18だと36年に1回になってしまう。
日本のセミでは、このような周期は知られていない。今年、セミが多いのは、「から梅雨」で土壌の水分が少なく、気温も高かったのがセミの成長にはよく、たくさん土中から出てこれたのかもしれない。
ちなみに、セミは成虫になってからの寿命は1週間とよくいわれるが、本当は1ヶ月くらいは生きている。