2017年8月4日金曜日

子供が危ない:ヤマカガシの毒は死ぬことも



先月末に、兵庫県伊丹市で小学5年生の男の子がヘビにかみつかれて一時、意識不明になった。ヘビは「ヤマカガシ」だった。

男の子は、友達らと公園でヘビを見つけ捕まえた。このときに、右手首をヘビにかまれた。帰宅後に出血が止まらず意識不明になった。その後、病院での治療で回復したという。

ヤマカガシは、どこにでもいるヘビ。うちにも垣根の中にいたこともある。噛まれても毒がないという人も多いが、本当は、ヤマカガシの毒は猛毒。

ヤマカガシの毒は奥歯にある。大人の場合、噛まれても奥歯が皮膚に食い込むことはほとんどないが、子供のように小さい場合、奥歯まで使って噛めるので毒が回り重篤化し、死亡するケースもある。

ヤマカガシの名前の「カガシ」は「へび」という意味で、「山の蛇」ということだが、実際にはかなり人が住んでいる場所にもいる。カエルが主食で、攻撃性のない大人しいヘビと言われている。ただ、攻撃的なヤツもいるので注意が必要(以前のBlog「ヘビのヤマカガシが飛びついてきた」ココ

今回ヘビに噛まれた子供はヘビを怖いものと学校や親から習っていなかったのだろうか?友達が捕まえたヘビを持っていたというから、この友達もアブないところだったかもしれない。

もし、ヘビに噛まれたら毒を吸い出すために、日頃からポイズンリムーバーを1つ持っているとよい。







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