2020年2月4日火曜日

新型「コロナウイルス」今は怖くない



昨年12月中旬ごろから中国の武漢市で感染者が次々と発生し,中国の感染者は増え続けています。1月早々このBlogでもこのウイルスは危ないと伝えましたが,今は逆に危なくないと言えます。

新型ウイルスは,「ウーハンコロナウイルス」(「ウーハン」は武漢のこと)と呼ばれているようです。

まだ不確かですが,タケネズミのウイルスがヒトに感染できるように変異し,さらにヒトからヒトに感染できるようになったみたいです。

武漢市には,野生動物を売る市場があって,そこでヒトに感染したらしい。

ヒトが今まで経験したことがないウイルスなので,治す薬がないのが問題。そのため,重症化しやすく肺炎に発展し,死亡することも。(昨日のニュースだと,インフルの薬がある程度効果あるとのこと)

ただ,1人の感染者が何人に感染させるかという感染力は、「1.4人~2.5人」と見積もられていて,「2人~5人」のSARSや、「1.4人~4人」のインフルエンザに比べれば弱い。

致死率は,中国の報告を信じるとすれば3%程度で、10%だったSARSの半分以下。

中国が最初の感染を認識してからの初動がもう少し早かったら,今回の中国全土への感染は防げていたと思う。WHOも中国からのプレッシャーなのか緊急事態宣言をずっと出せないでいた。

それにしても,一千万人がいる武漢市で,全市民に外出禁止を命じることができるのは,さすが中国ですね。

今日までニュースで報道されている新型ウイルスの感染者と死亡者をメモっていたので,グラフにまとめてみました(↓)。まだ,終息するようには見えません。

日本のマスコミは,当初人に不安ばかり煽るような報道の仕方で新型ウイルスを伝えていましたが,今の所そんなに怖くはないというのが印象です。

「今の所」というのは,ヒトからヒトにどんどん感染している間にさらに感染力が強くなり,毒性が強くなるような変異が起きると,本格的なパンデミック状態になるからです。

有効な対策は手洗い、うがい、それに十分な睡眠と栄養で抵抗力を付けること。これも風邪やインフルエンザと同じです。







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