2020年2月12日水曜日

そうなんだ:ガソリン・灯油ポンプが自動で止まる原理



日本で,ガソリンスタンドにセルフ式が導入されたのは,1998年の消防法改正以降。現在では全国の半分以上のスタンドがセルフ式になっています。

フルサービス方式でスタンドの人に,少量とか半端なリットルを頼みにくいですが,セルフでは自分で自由に給油できるのが気楽で良いですね。

セルフ式になって,給油ポンプを自分で取り扱うようになって気がつくわけですが,満タンにする場合,ガソリン給油ポンプが自動で止まりますね。

灯油用の家庭用ポンプも,自動で止まるようになっているものがあります。給油装置先端のストッパーは,電気で働くセンサーが先端に入っています。

灯油の場合,引火する温度が40~60度ですが,ガソリンはマイナス40度。ガソリンの場合は火花があれば引火します。このため,給油装置先端のストッパーに,電気で働くセンサーは危険で使えません。

電気を使わないで,給油装置の先端にガソリンが来ると自動で止まるようになっています。

その原理ですが,「ベンチュリ効果」を利用します。水流式の真空ポンプなどに使われている原理です。

の先端に,給油のパイプ穴と別に,液面検知用の小さい穴があります。

両者の穴は内部で繋がっていて,ガソリンがどんどん給油で流れている時には,その陰圧によって小さな穴からは空気が流入してきます。この空気は,奥の空気室を設けることでダイアフラムになっていて,要するにガソリンの弁を開いた状態に保ちます。

給油が進み,ガソリンの界面が小さな穴まで達すると,穴からもガソリンが入ってきます。この結果,空気室は小さくなり弁が閉じます。

原理説明のYouTubeムービーをみてください(↓)。