この従来の目安のために,自分が感染している可能性が高いと訴えても見逃された人がたくさんいます。後になって重症化したり,亡くなった方も多くいます。
今となっては完全な間違いですが,当初から検査数を増やさない方針だったので,この厳しい目安に設定されました。
今回の加藤厚労相の説明では,「みなさん勘違いされているようですが,目安であって相談ができないことはなかった」と。
それぞれの都道府県の相談所や病院は,これまでの厚労省の指針にしたがって相談を振り分け,PCR検査を行ってきたたわけで,ありえない厚顔無恥な説明。
コロナ禍が落ち着いたのちには,厚労相とその専門委員会の落ち度は精査されるべきでしょう。