うちの近くにある明屋書店がいつの間にか無くなっていました。
今や,アマゾンのようにネットで本が通販で購入できるようになり,さらにデジタルダウンロードしてみるKindleストアが発達してきています。
本屋が厳しいのはだいぶ前からですが,ついに閉店に追い込まれたということでしょう。
個人的にも,いろいろな情報をネットから手に入れることができるようになって,ずっと本屋に行かなくなっていました。
調べてみると,書店の数は2万3000店ほどあったのが,この20年ほどで半数以下に減っているとのこと。
書店のもっとも大きな収入源は週刊,月間の雑誌でしたが,これもコンビニで購入できるようになったこと,さらにその雑誌も売れなくなったことが,書店の閉店を加速させている理由のようです。
出版物の販売量は,減少の一途をたどっているようで,週刊誌やコミック誌の販売量も1/3になっています。
振り返ってみると,本屋には独特の時間が流れていて,以前は半日くらい居たこともあったのですが,だんだん忙しくなって行かなくなって,こうして書店が消えてみると,なんとかならないのかと切に思います。