2019年8月19日月曜日
案外知らない @(アットマーク)の深い意味?
メールアドレスに出てくる「@」ですが,発音は「アットマーク」ですね。
何気なく使っていますが,さて,この「@」の意味はなんでしょうか?
実は,英語では「at sign (アットサイン)」と呼びます。「アットマーク」は日本だけで通じる発音です。メールアドレスの中で,sakura@gmail.comだと,英語では「@」は単に「at(アット)」と発音します。
ちなみに,「gmail.com」の点は,「dot(ドット)」と呼びます。「piriod(ピリオド)」ではありません。
1970年代、名前と所属をつなげる記号として,キーボード上にあって,アルファベット以外のキーを選ぶ中で決まったそうで,位置を示す前置詞の「at」を意味することもあって「@」が選ばれました。
「@」は本来,物の単価を表すときに用いられています。例えば,「@1,000 yen」というのは,1つ1,000円という意味です。
「@」の語源は,「at」, 「to」, 「for」などの場所を示すラテン語の「ad」が由来だそうで,「a」を書いて、そのまわりに「d」の一部を書いたものがはじまりだそうです。
最後に,「@」は「a」を丸で囲ったものとは違います。下のように「a」を書いて最後を伸ばして丸を書きますが,閉じていません。