2019年8月2日金曜日

脳梗塞の予兆「半側空間無視」症状を自己判定する方法



昨日の,夏場の脱水で脳梗塞が起こりやすいという話の中で,脳梗塞の予兆として出てきた「半側空間無視」について説明します。自分でこの症状があるかどうかの判定方法もご紹介します。

「半側空間無視」というのは、脳の片方で血管が詰まって(要するに脳梗塞)起きる症状で,多くは右側の脳で障害が起きます。

その結果,視野の左側の空間や物体が認知できなくなります。「半側空間無視」症状があれば,脳梗塞の予兆と考えましょう。

日常生活場の動作で、左側に置かれた食事を食べ残すとか、左側にある障害物にぶつかるということが見られます。しかし,他の人が観察することはあっても,自分では判断できません。

しかし,自分でできる試験があります。「線分二等分試験」というもので,下の横線を見てください。線分が両目の距離より長めになるように,サイズを大きくするか,顔を近づけるかしてください。










左片目にして,この直線の中央を指で押さえてください。

次に右片目にしてその場所を確認してください。

「半側空間無視」の症状がある方は,左側が欠けて見えるので,線分の中央より右側に指を置いてしまいます。

中央に指が置けない人は,すぐに病院に行きましょう。

ところで,血管が体のどこかで詰まっているか判定する簡単な方法ですが,血圧を右手と左手で測ってみましょう。左右差がある場合は,血管が詰まっているか詰まりかけているので,病院に行きましょう。