今年も、島根県浜田市金城町美又(みまた)温泉に行ってきた。宿は、金城観光ホテル。常連宿の1つで、毎冬一度は出かけている。ここの泉質を特に気に入っているから。
浜田道の金城スマートゲートから出て、15分くらいの山の中。美又温泉は、美又川に沿って温泉宿が並んでいる。金城観光ホテルは少し離れて浜田側に、やはり川に沿ってある。
ここの湯はアルカリ泉で、湯に入るとすぐに体の表面がヌルヌルしてくる。pHは分からないが、今まで知っている温泉の中でたぶん最大かもしれない。トロトロの湯で、まさに美人の湯。源泉を利用した化粧品も売っている。
もちろん掛け流しの露天もあり、川の向こうに滝が見えて風情十分。この時期だけの、カニ会席をいただき満足満足。
ここの宿は、外湯も利用でき、800円とのこと。
美又温泉は、明治元年には屋内入浴場が造られ、明治37~38年の日露戦争時には陸軍の転地療養所として傷病兵士が利用した。
金城町は、近代新劇の父、そしてカチューシャの唄の作詞者である島村抱月の出身地でもある。
金城観光ホテル
住所: 〒697-0301 島根県浜田市金城町追原39−1
電話:0855-42-1000
露天岩風呂です。雪の中でした。