2019年10月26日土曜日

ジョロキアはバングラデシュ原産



世界一辛い唐辛子「ジョロキア」ですが,バングラデシュ原産と聞いてアレと思って調べて見ました。

唐辛子の原産は,中南米のはず。

「唐辛子」と日本で呼ぶのは,「唐」すなわち中国からきたものと思うかもしれませんが,当時の日本にとって窓口は中国でしたので「唐」になったわけで,原産は中南米で中国を経由して入ってきただけです。

バングラデシュ原産ということですが,多分中南米のものが,バングラデシュに来て栽培中に変異していったのではないでしょうか。

世界一辛いということですが,ハバネロのほぼ2倍。辛さの尺度は,水で希釈していって辛さがわからなくなるところまでの希釈率で表現し,スコビル値という単位で表せます。

通常の鷹の爪で,スコビル値は1-4万くらい。「ジョロキア」は100万くらいになります。

実は,ジョロキアが世界一というのは過去のことで,どんどん品種改良が進んで,現在は「ペッパーX」が世界一になり,300万の値が出ています。

乾燥粉末も市販されていますが,このくらい辛いと,皮膚についただけでも危険で,粉末瓶の穴からふりかける普通のやり方は,空気中に飛散させるので目に入ったらとても危険です。

バングラデシュ人から直接聞いた話では,料理は辛いほど美味しいのだそうです。




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