2019年10月30日水曜日
太る原因「デブ味覚」とは?第6の味覚「脂肪味」
TV番組,健康カプセル!元気の時間からのメモです。
ヒトの舌で感じる味覚は,今まで,甘味,酸味,塩味,苦味,うま味の5味といわれていたのですが,昨年日本人研究者によって6番目の味覚である「脂肪味」が見つかりました。
この脂肪味によって、お肉や魚の脂の味を感じることができます。
脂肪味が鈍ると,油物を多くとってしまうことになります。
ちょうど,塩味が鈍くなってくると,塩をたくさんかけてしまったり,甘味が鈍くなれば,お砂糖をたくさん入れてしまうのと同じです。
脂肪味が鈍ると,油物を多く取ってしまうと太ってしまうので,番組では「デブ味覚」と呼んでいました。
さて,「デブ味覚」改善法ですが,朝起きて最初に出汁を飲むだけだそうです。脂肪が入っていない出汁を飲むことで,うま味に敏感になり食事が薄味になります。
うま味の主成分であるグルタミン酸とイノシン酸には、食品をおいしく感じさせ、食事の満足感を高める効果があり,結果として脂肪味も敏感になって回復するそうです。他の味覚も敏感になるので,塩分や甘味料も減らせます。
あくまで,味覚の感度を上げるだけなので,脂肪の少ない食事に変える必要があります。
デブ味覚改善出汁の作り方
味覚改善出汁(2週間分) 材料
カツオ節 30g
煮干し 10g
刻み昆布 10g
緑茶(葉) 5g
①フライパンで煮干しとカツオ節を火にかけ水分を飛ばす
②煮干し・カツオ節・刻み昆布・緑茶をミキサーで粉末に
③大さじ1杯を150~200ccのお湯で溶かして1日1回飲む