2019年10月25日金曜日

口を大きく開けるだけで誤嚥・肺炎対策



NHK「ガッテン」からのメモです。

日本人の死因は,癌、心疾患,そして肺炎の順です。

肺炎で亡くなるのはほとんどが高齢者で、その中でも誤嚥性肺炎による死亡が70-80%以上占めます。

高齢者は,飲み込む力や気管の異物を追い出す力が衰えてくるため、誤嚥を起こしやすく、誤嚥性肺炎にかかりやすくなります。

ところが,飲み込む力は案外若い時から弱い人もいて,食べ物を飲み込みにくかったり,ツバを飲み込めないためカラオケで1曲全部を歌えないということも起こってきます。

口を開けるときには、舌骨上筋群という筋肉を使います。この筋肉は、食べ物を飲み込むときに気道を塞いで,食道そして胃に導きます。この筋肉が弱くなると気道が塞がらないため,誤嚥が起こるというわけです。

舌骨上筋群は,スマホばかり見て頭を下げていても硬くなるので,誤嚥を起こしやすくなます。

この舌骨上筋群を鍛えることで,誤嚥対策ができます。

さて,どのように鍛えるかですが,本気にしっかり大きく口を開けて10秒維持します。これにより,舌骨上筋群を鍛えることができるそうです。

この口開けを一日5回,2週間から1ヶ月続けることで,かなり改善するそうです。




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