2013年7月24日水曜日

美白化粧品で「白斑」被害

カネボウ化粧品は7月23日、美白化粧品で肌がまだらに白くなる「白斑」の被害が出た問題で、6808人から被害の訴えがあったと発表し、化粧品を回収することになった。美白化粧品にはカネボウが開発した有効成分「ロドデノール」が含まれており、メラニン生成を抑える。適度にメラニン生成を抑えるのであれば皮膚の黒さを抑えることができるかもしれないが、抑えすぎれば色素が無くなるので、白くなってしまったのでしょう。まだらになったのは、皮膚を作る細胞が均一でないからか、感受性が異なるためか。報道の中で、医師のコメントがあり、メラニンを作る細胞の一部は失われているが、多くはメラニン生成が抑制されているだけなので、時間がたてば元に戻るとのこと。だいじょうぶでしょう。

メラニンを作る細胞はメラノサイトという細胞で、遺伝性もしくは自己免疫疾患などが原因でメラノサイトが失われる尋常性という病気がある。マイケル・ジャクソンは黒人なのに、白い顔をしていたのは、遺伝性でこの病気のため。



広島ブログ