中国地方で大気の状態が非常に不安定になり、島根、山口両県で28日未明から猛烈な雨が降った。両県の一部では記録的な雨量となり、気象庁は「これまでに経験したことのないような大雨となっている所がある」とし、最大級の警戒を呼び掛けた。重大な災害の危険性が高まった場合に8月30日から発表を始める「特別警報」に相当すると説明した。(参考HP)
朝6時くらいから雷が鳴りだし、大雨になる。テレビから「これまでに経験したことのないような大雨」という気象庁からの警告は今までの大雨警報より、さらに強い表現に感じた。言葉だけでインパクトがあった。自宅の外に出てみると、前の道は20cm以上水に浸かっていた。すぐ近くの水路はあふれて、水路に沿う道はほとんど川のようになっていた。少し土地が低い場所では、床下浸水している家も見られた。幸い、10時過ぎにはだいぶ雨足が緩くなり、自宅前の水も速やかに減っていった。山口市の中央を流れるふしの川まで様子を見に行ったところ、80%くらいのレベルで怖いくらいの濁流だった。