2013年7月8日月曜日

透明の蛙(かえる)


黒っぽい内臓や赤い血管が透けて見えるアマガエルが、山口市大内矢田の住宅で見つかった。山口県立山口博物館によると、突然変異で色素の一部が欠如したとみられ、非常に珍しいという。山口高1年、中谷俊晶さん(16)が3日朝、登校前に自宅の倉庫から自転車を取り出そうとした際に見つけた。通常、目の周りにある金色の虹彩もなく、目玉は真っ黒。体長約2センチで、子どもとみられる。中谷さんから依頼を受けて6日、このカエルを見た同博物館の田中浩学芸員(55)(動物担当)は「突然変異で青色になったアマガエルは県内でも年1回ほど見つかるが、透明はさらに珍しい」としている。(2013年7月7日 読売新聞
突然変異ではなくて、種として透明な蛙というのがいる。コロンビアにいるガラスガエルは、心臓、内蔵、血管も見える。擬態で体色を変えることができる蛙は多い。例えば、アマガエルも周りの色で体色を変化できる。体色が透明であれば、背景がどんなものでも対応できる究極の擬態なのかもしれない。


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