2013年7月3日水曜日

蝉の寿命は1週間ではない



アブラゼミでは卵の時期が300日、幼虫として土中にもぐってから5年かかる。ミンミンゼミ、クマゼミでも同じくらいかかる。ニイニイゼミは卵の時期が40日、土中で4年とのこと。成虫になってからは1週間と子供のころから常識として刷り込まれてきたが、実際には1ヶ月くらいは生きていると最近知った。

アメリカには13年間幼虫で土中にいる13年ゼミと17年土中にいる17年ゼミがいて、周期的に大量発生する。今年が17年ゼミの大量発生の年で、そこらじゅうがセミだらけになるという。たまたまみつけた17年ゼミの一生のなかなか出来たムービーがあったので、ここに紹介する。映像作家サミュエル・オール氏の作。

ところで、13と17は素数であるというのが面白い。この2つの集団が同時に大量発生が起こることがないような生存戦略として、素数を選んだのがすばらしい。221年に1度しか同時発生がないからだ。もし12と18だと36年に1回になってしまう。










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