2018年8月30日木曜日

エアコンなしで患者死亡:殺人罪?



先日のニュースで、岐阜市の病院で、3日間で5人も入院患者が亡くなった。いずれも80歳を超える高齢者で、原因はエアコンが故障していて熱中症が原因らしい。

病院側の説明は、エアコンの修理を頼んだが1ヶ月かかると言われて使えないままになっていたとのこと。

ニュースでは、「殺人罪」の容疑で警察が入って調査中とのこと。

気になったのは、「殺人罪」の容疑ということ。ふつう、「業務上過失致死」容疑ではないかしら?

殺人罪というのは、人を殺したことに加え殺意があることが必要。例えば、車を運転していて不注意で人をひいて死んだとすると、「業務上過失致死」。

殺人を意図して車でひけば「殺人罪」だが、人の意図は実証するのが難しいので、たいてい「業務上過失致死」になる。

今回の事件も、やっぱり「業務上過失致死」容疑が正しいでしょうね。

しかし気持ちとしては、今年の異常な暑さの中、エアコンなしで入院させるのは「殺人罪」に当たると言いたくなる。






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