2019年4月2日火曜日

スマホで難聴になるかも



少し前ですが,WHO(世界保健機関)が、世界の12歳から35歳までの若者のうち、ほぼ半数に当たるおよそ11億人が、長時間大きな音に過剰にさらされ、難聴になるおそれがあると警告した。

スマホや携帯プレーヤーの普及で、イヤホンやヘッドホンを使って大音量で音楽を聴く人が増えたことが原因とのこと。

1週間の安全な音の大きさの目安は、地下鉄の車内に相当する80デシベルで40時間まで。

耳の中の「蝸牛(かぎゅう)」という器官にある有毛細胞が鼓膜の振動を感じとる。この細胞や細胞に繋がる神経が騒音でダメージを受けると難聴になる。

有毛細胞や神経は,一度ダメになると元に戻らない。そのため,一度難聴になると回復することはない。

このような騒音性難聴は,5年から10年、大きな音にさらされ続けて初めて発症し、その後、少しずつ悪化する。

若い時から長時間、大音量にさらされていると、ダメージが蓄積して30~40代の早い時期に老人性難聴を発症することになるというわけ。

症状として,聞きづらくなるだけでなく,耳鳴りが難聴のサイン。大きな音を聞きながらのうとうと眠りが最悪だそうです。




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