2013年8月10日土曜日

推薦、AO入試の学生は将来収入が低くなる

推薦入試やAO(アドミッションズ・オフィス)入試による入学者は、学力試験で入学した人たちに比べ、社会人になって収入が低いことが、西村和雄・京都大学経済研究所特任教授らの調査で明らかになった。(参考HP

推薦入試やAO入試は、1980年代半ばから行われるようになった。この時の人たちは、調査時点(2011年)で45歳前後になっている。このため、調査は45歳以下を対象にしている。

調査の結果、学力試験を受けて入学した5,126人の平均年収は約470万円だったのに対し、学力試験を課さない推薦入試やAO入試制度で入学した1,244人は約394万円と明らかな差が見られた。格差が最も大きかったのは国公立大学の理系出身者で、学力試験入学者の平均年収約580万円に対し、推薦入試やAO入試制度による入学者は約463万円と、約117万円もの差があった。

西村氏らは、「学力考査を課さない入試制度で入学した学生は、大学での学びに苦労し、卒業後も労働市場で高く評価されているとは言いにくい状況が伺える」と言っている。

推薦やAOは、一般入試に比べ全科目はできないけれど、どれかが優れていればよいということろがあるので、結局大学に入ってから苦労することになるのかしら。(続き



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