県は、ウイルスに敏感で感染蔓延の指標にされる豚を調査。8月6日に採血した10匹全てが日本脳炎に感染していたため、注意喚起を出した。予防策として十分な栄養をとり、過労を避ける。子どもは予防接種を受ける、を挙げている。(2013年8月14日読売新聞)
ブタが日本脳炎に感染しているというのは、福岡県だけの話ではない。特に西日本で多いが、北海道でも報告がある。2006年の日本の県別のブタの感染率の厚生労働省の調査では、全国で起こっていることを示している。ブタだけではない。ペットのイヌも危ない。25%の飼い犬は日本脳炎に感染しているという山口大学の報告もある。
日本脳炎は、日本脳炎ウイルスに感染したコダカアカイエカに刺されると感染する。潜伏期は6~16日間とされ、高熱を発し、痙攣、意識障害に陥る。発症してからの治療方法は対症療法のみ。致死率は20%程度であるが、半数以上は脳にダメージを受け麻痺などの重篤な後遺症が残る。
日本脳炎の予防接種後に重い病気になった事例があったことをきっかけに、平成17年度から平成21年度まで、日本脳炎の予防接種が控えられたことがあった。その後は、新たなワクチンが開発され、現在は日本脳炎の予防接種を通常通り受けられるようになっている。平成7から18年度に生まれた人(7歳から18歳)は予防接種をしていない可能性が高い。詳細は厚生労働省の以下を参照。
日本脳炎は、日本脳炎ウイルスに感染したコダカアカイエカに刺されると感染する。潜伏期は6~16日間とされ、高熱を発し、痙攣、意識障害に陥る。発症してからの治療方法は対症療法のみ。致死率は20%程度であるが、半数以上は脳にダメージを受け麻痺などの重篤な後遺症が残る。
日本脳炎の予防接種後に重い病気になった事例があったことをきっかけに、平成17年度から平成21年度まで、日本脳炎の予防接種が控えられたことがあった。その後は、新たなワクチンが開発され、現在は日本脳炎の予防接種を通常通り受けられるようになっている。平成7から18年度に生まれた人(7歳から18歳)は予防接種をしていない可能性が高い。詳細は厚生労働省の以下を参照。