2016年8月17日水曜日

「カッピング」リオ五輪で流行中:あの丸いあざ

リオ五輪、バトミントン、卓球と、見ているほうも力が入る激戦、接戦が続きますね。

前半の競泳は終了しましたが、米国のマイケル・フェルプスの肩に赤くて丸いあざがいくつもあるのに気づいたでしょうか?他の水泳選手にもありました。

世界の選手の中で今流行っているのが、中国伝統の「カッピング」もしくは、「吸玉療法」。

「カッピング」は、熱したガラスカップをここぞというところの肌に置き、内部の空気が冷えるときに体積が小さくなろうとするため、皮膚がカップの内側に吸い込まれ、その吸引効果で血を集める。他にも、ポンプで吸引するタイプもある。

指圧が皮膚やその内部を押すのに対して、カッピングは引っぱるという考え方。血液を吸い上げたあと解放することで、滞っている血液・体液を動かし新陳代謝を促進することで、凝りや痛みをとることができるという。

実は、カッピングの効能を証明する科学的・医学的根拠はあまりない。ただ、フェルプスがそれで金メダルをとっているし、中国4千年の医療だけにまったく信じないわけにもいかないし。


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