2016年8月4日木曜日

そうだったのか:リオ陸上のトラックが青色の理由

陸上競技のトラックといえば、レンガ色が普通。それに白線でレーンが引かれている。ところが、リオ・オリンピック、パラリンピックの競技場のトラックは青色になっている。

自然の土に近い色としてレンガ色が選ばれてきたのだと思うが、青色はなにか水泳競技のようなイメージになる。

青色は心を落ち着かせる効果がある。街灯や電車の駅に青色電灯を設置すると、夜間の犯罪が減り、飛び込み自殺が減るという実績がある。ちなみに、赤の光は反対に心を興奮させる効果がある。たとえば、赤提灯の代わりに青提灯だと、そのお店でお酒を飲みたい気持ちにならないでしょうね。

トラックを青色にすることで、選手の緊張感や極度の興奮を抑え、心拍数・血圧を落ち着かせ、冷静になって競技に集中することにより、普段の練習で培ったパフォーマンスを発揮して、記録を伸ばすことができるというわけだ。

一方で、青色にすると目が疲れやすくなることや、青色自体が白く色抜けしやすい欠点もある。

青色のトラックの上を日本人最初の9秒台で走る姿をぜひ見てみたいですネ。

広島ブログ

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