レトルトカレーのLEEx30倍というのを食べたことがある人は分かると思うがその程度。とにかく辛い。
ブータンの料理のコンセプトは、唐辛子を野菜として使うところ。唐辛子とチーズとお米が基本。スパイスはなし。ブータン人はお米をいっぱい食べる。
民家で晩ご飯をいただいた時、4種類くらいのおかずの鉢とご飯の鉢が回され、1プレートにそれらを順番にとっていく。
お米は赤米でパサパサしていて、ジャポニカ米のように粘つくことはない。ブータンの人たちはスプーンなど使わず、右手の指でお米、おかず、唐辛子(エマ)を混ぜながら食べている。
おかずの大部分は野菜で、緑や赤の唐辛子、ジャガイモ、キャベツ、タマネギ、ニンジン、アスパラガス、さやえんどうなど。乾燥肉が入っていることもある。
いろいろなものを混ぜ合わせると、辛さもうま味になってきて慣れてくると、だんだん美味しくなってくる。
左端の赤いのが唐辛子。唐辛子をスプーン2杯くらいお米にかける。
銀の水筒には35度の蒸留酒。