2016年8月31日水曜日

そういえば、種なしスイカはどこにいった?

気温も低くなって、夏も終わりの感ですが、スイカの話。

スイカを食べていて、いつも思うのは種を除くのが面倒くさい。そういえば、以前に「種なしスイカ」というのがあったはず。しかし、最近スーパーでも見たことがない。「種なしスイカ」というのはどうなったのかしら?

調べてみると、今は「種なしスイカ」はほとんど流通していないそうだ。「種なしスイカ」は日本発祥。

作るためには、コルヒチン処理をして4倍体のスイカを作り、2倍体のスイカとかけ合わせ、3倍体を作ると「種なし」になる。しかし、この作業に見合うほどの値段で売れないのが問題だそうだ。加えて、三倍体スイカは育ちが悪いのも欠点。

一方、東南アジアでは「種なしスイカ」は非常に人気が高いそうだ。飲める水が少ない場所が多いので、スイカは飲料水の代わりに愛用されている。日本と違って、人件費が高くないので、作るのに手間を惜しむこともないからだ。

そのうち、東南アジアから「種なしスイカ」が逆輸入でやってくるかも。

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