2016年8月7日日曜日

モニター上で金色・銀色はどうして作る?

 パソコンなどモニター上で金色を作れないかと思って調べてみた。

本物の絵の具では、シアン(空色)、マゼンタ(赤紫)、イエロー(黄色)の3原色を様々な比で混ぜ合わせると、どんな色でも作れる。たとえば、シアンとマゼンタを混ると青ができるし、マゼンタとイエローを混ると赤ができ、シアンとイエローを混ると緑ができる。

ところが、3原色のシアン、マゼンタ、イエローは他の絵の具を混ぜても作ることができない。同じように光り輝く金色、銀色もどの色絵の具を混ぜてもできない。

結論から言うと、モニター上でも金色・銀色はできない。下の金の延べ棒は金色にみえるが、その色を取り出して他の絵の「丸」の中に塗ってみると、金には見えないのが分かる(↓)。

しかし、金や銀っぽくすることは描画技術でできる。金に近い色としては、黄土色を使い、金の表面のテカリや映り込みで質感を含めれば表現できる。








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