2016年8月5日金曜日

中国の大規模のクローン工場:畜牛から愛犬まで

世界初のクローン羊「ドリー」のことは、ご存知でしょうか?1996年に世界初の哺乳類の体細胞クローンの生物としてイギリスで誕生したのが羊の「ドリー」。

精子と卵子の受精によるのではなくて、羊の乳腺の細胞の核を、核を除いた卵子に入れて遺伝子情報が乳腺由来の核のものに置き換えている。このため、その乳腺を持っていた羊とまったく遺伝子が同じコピーができることになる。

このようなクローン技術は、技術面、倫理面で解決されていない問題が残されていて、西欧では神の領域だと反対する人も多い。

ところが、中国は、その多量の人口を支えるためにクローン動物の大量生産に乗り出した。食用の牛や豚はすでに大量生産に入っている。

牛や豚だけではなく競走馬・警察犬・ペット犬なども視野に入っている。より早く走る馬、優秀な警察犬、より愛らしいイヌのコピーがそのうち出回ることになるだろう。

この技術の先には、人のクローンもあり得る。ミラ・ジョヴォヴィッチ演じるバイオハザードの主人公アリスのクローンがたくさん出てくるシーンがあるが、クローンは一卵性双生児と同じ。

中国は、いつか毛沢東のクローンを復活させるかも。。

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