2019年2月11日月曜日

逆鱗は竜の1枚の鱗に触れること



昨年、トランプ米国大統領の逆鱗(げきりん)に触れて、たくさんの大臣が辞めさせられました。

「逆鱗にふれる」というのは、主君、上司や目上の人を怒らせること。「逆鱗」は、中国由来の言葉で、中国では君主は竜に例えられたので、君主を怒らせることを意味した。

逆鱗というのは、竜の81枚の鱗(うろこ)のうち、あごの下に1枚だけ逆さに生える鱗のことをいう。竜は本来おとなしいが、この逆鱗に触れられると、怒り出して触れた者を殺すと言われている。

同じような言葉に、「逆撫で」は,毛の生えている方向と反対に撫でることから,わざわざ人の気分を害するような言動をとること。こちらは,目上など関係ない。

「癪(しゃく)に障る」も近いが、こちらは単に怒るという意味で、目上など関係ない。

また、「琴線に触れる」は、目上など関係なく,感じやすい心情を刺激して,感動や共感を与えるという意味。

「虎の尾を踏む」も似ていそうだが、非常に危険なことをするという意味で、だいぶニュアンスは違う。

少しずつニュアンスが異なる同じような言葉がいくつもあるものですね。