NHKの「ガッテン!」で,簡単「首コリ解消法」をやっていましたので,メモで残しておきます。
「肩こり」は、背中にある大きな僧帽筋の血行が悪くなることが原因で起こるのに対し,「首こり」は,首の表面の筋肉の2層下にある,小さな8個の筋肉「後頭下筋群」の血行が悪くなるから。
「後頭下筋群」の血行が,悪くなって緊張すると神経を圧迫して、頭痛・吐き気・めまいなどを引き起こします。
日本人の女性の7割、男性の4割がこの「首のこり」に悩んでいるとのこと。
「首コリ」を引き起こす原因の1つは姿勢で,PCやスマホを長い間,同じ姿勢で見ているとなる。もう1つは,目の使いすぎ。視点を動かすだけで「後頭下筋群」も緊張することになる。
さて,「首コリ」を解消する方法ですが,「後頭下筋群」の血流をよくすることが大事。首を大きく動かす運動は,首の表面の筋肉の血行には有効だが,「後頭下筋群」には効かない。
正面を向いて,目を閉じ首を軽く左右に動かします(片側3秒くらいの時間で)。20往復で1セット。
今度は,同じように正面を向いて,目を閉じ首を軽く上下に動かします。これも20往復で1セット。大きく動かす必要はない。
次に,アゴをグッと引いて下を見て3秒間後,リラックスを3秒。これを10回で1セット。
これらを,1日3回行う。このように首周辺を軽く動かすことで,「後頭下筋群」の緊張が取れ,「首コリ」が解消する。