2019年2月8日金曜日
豚コレラがアブない!
愛知、長野、滋賀、岐阜長野、滋賀、大阪で,養豚場のブタが「豚コレラ」に感染して大変なことになっていますね。
昨年の9月に,岐阜県の養豚農場で最初の感染が始まった。日本では、平成4年以来26年ぶり。
豚コレラは、豚やイノシシが感染する病気で、家畜の法定伝染病に指定されていて,強い伝染力と高い致死率をもつ。
調べてみてわかったのは,厚労省が管理するのではなく,農林省。病気ですが,家畜の病気は農林省。
「コレラ」というので,「コレラ菌」かと思いきや,ウイルスが原因。
養豚場からどのように他の養豚場にウイルスが行くのか,その感染ルートは完全にはわかっていないが,昨日のニュースだと,ブタの飼料にウイルスが入っていたみたい。飼料を運ぶうちに感染が広がったのが一因。
ただ,周辺ではこれまでも感染した野生イノシシも確認されてているので,野生イノシシからウイルスが広がった可能性も。
もう一つの感染経路が,中国。中国でも「豚コレラ」が流行っていて,最近の訪日中国人旅行者数の上昇で,彼らが中国から持ってきた食べ物にウイルスが付いていたという報告もある。経済のためにインバウンドを増やしすぎるのは,どうかと思う。
ニュースなどの説明では,人には感染しないということですが,インフルエンザもウイルスで鳥からブタに移って人に感染すると言われているので,人には感染しない保証はない。
かわいそうなことに,ブタの殺処分の対象は計約1.6万頭に上るという。