2020年1月7日火曜日

回転寿司のマグロが資源を減らしている



最近のTV「ガイヤの夜明け」の話。東京、銀座にある日本一有名な寿司屋「すきやばし次郎」で,納得のいく本マグロがなかなか手に入らないとのこと。

一本釣りのクロマグロで有名な青森県大間でも,マグロは漁師あたり1ヶ月に1匹がせいぜい。

日本のクロマグロの漁獲量が1/3に減少しているとのこと。乱獲が原因で,特に「まき網漁」が問題で,まだ成長中の赤ちゃんクロマグロも一緒に獲るためで,実際漁獲した9割以上が赤ちゃん。

「まき網漁」は一網打尽の方法で,目的としないウミガメなどの生物も殺すことになる。

もう1つ問題なのは,大人のクロマグロでも産卵期前に漁獲すること。卵を持っているクロマグロを捕えれば,次世代が育たないことになる。

では,この赤ちゃんマグロはどこに行くかというと,水産会社で加工されたり。回転寿司のマグロに利用されるとのこと。

マグロの養殖も増えてきていますが,まだまだ日本では出荷量のわずかです。

地中海を回遊する大西洋クロマグロも,一時は絶滅危機に瀕していました。2007年から漁獲量を制限し,30キロ未満のマグロの漁獲も原則禁止にしました。規制からおよそ10年でクロマグロの資源量は回復しています。

日本でも,同じような取り組みをするのが喫緊の課題ですが,水産庁役人の天下り先が水産会社のため,なかなか進まないのが現状のようです。