もう「チャンバラ」と言っても,意味がわからない若い人も多いそうです。
「チャンバラ」映画や,漫才に「チャンバラトリオ」というのもありましたが,「チャンバラ」は,刀で斬り合う真似事をすることですね。
大正時代に生まれた新国劇が開発した「剣劇」,さらにその後に全盛期を迎える時代劇で,役者たちが斬り合う時に流れる音楽が「チャンチャンバラバラ」と聞こえ,「チャンバラ」になったみたいです。
昔の子供は,お面を被って,おもちゃの刀で「チャンバラ」をして遊んだワケです。
ところで,最近TV「チコちゃんに叱られる」での話ですが,時代劇の「時代」は,古いという意味ではなく,それまで映画は舞台演劇を撮影したものだったのが新しい形の映画になって「時代」を変えたという意味で「時代劇」だそうです。
「チャンバラ」は,現在はスポーツの一種になって、ルールや道具も決められた「スポーツチャンバラ」に進化し,「時代」を変えていくのでしょう。