オリンピックに出ることができる名誉を選択しなかったわけだが、虫刺されの反応がそれほどの理由になるものかしら?
先日、蚊にさされやすい血液型はO型と書いたが、松山さんはB型のようだ。
刺されやすい人は、漢方用語でいうところの「解毒証体質」だ。「解毒証」とは、食べる割には太らず新陳代謝の高い人で、体に熱を帯びやすく、暑がりで手足が熱を持つ。
外見的には痩せていて色は黒く、せっかちな人。体温が高めで、代謝が高いので二酸化炭素の排出量も多い。これらは、蚊を誘引しやすくなり、また刺されやすくなる。
松山さんのリオ辞退の説明文をみると、「これまで何度も虫刺され部位の化膿による影響で十分な態勢でプレーに臨めない事態に見舞われました」とあるので、虫に刺されのアレルギー体質らしい。
花粉症もそうだが、アレルギーは体質による。虫に刺されてもたいしたこともない人がいる一方、松山さんのように反応が大きい人もいるのだ。場合によっては、蚊に刺されると、はれ上がって水疱ができたり、ショック状態になって生死の境をさまようほどの人もいる。