2017年5月1日月曜日

ACアダプターをコンセントに繋いだまま:それダメ

ACアダプターというのは、ご存知の通り、コンセントの100V交流を直流に変え変圧して電気製品につないで電源として使うもの。

このACアダプターをコンセントに挿したままにすると、電化製品のスイッチを切っていても電気を消費している。

ところで、ACアダプターには寿命があるのをご存知でしょうか?内部に電解コンデンサが入っているタイプはコンデンサーの寿命があり、1万時間といわれている。

ただ、最近のスイッチングレギュレーターを使っているACアダプターの場合、寿命はずっと伸びる。

コンセントから抜くことで、ACアダプターの寿命が長くなるだけでなく、無駄な電気を使用することもなくなる。

たとえば、携帯電話用のACアダプターは充電せずにコンセントに挿しておくだけで、1Whの電力を消費する。家中を眺めてほしい。コンセントに挿したままのACアダプターの数は、いくつもあるはず。

我が家では、固定電話、携帯電話、パソコン、ノートPC、プリンター、ハードデスク、モデム、ケーブルTVなど、数えると10個を超える。

電気消費量が1個あたり1-2Whとすると、年間で電気代は200-400円くらい。10個もコンセントに挿していると、バカにならなくなる。(こんな時は、一括・個別スイッチがある電源タップが便利↓)

最近の液晶TVの待機電力は、年間の電気代に直して高々20円くらいなので、ACアダプターがいかに電気をムダに消費しているかが分かる。



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